天龍寺 曹源池庭園編1 11月下旬が見頃!嵐山の紅葉と調和する庭園

筆者は、世界遺産の天龍寺「曹源池庭園」に入るために、料金を払い、
入り口から入ってすぐの場所に、
美しいピンクの菊の花が鉢植えされているのを発見した。

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↑この菊の姿には目を疑った。

なんと、けなげにも植木鉢の外へと咲き続けることで、
ピンクのハイヒールの形を実現していたのである。

植物すらも芸術を表現しようとする涙ぐましい努力に、
世界遺産である天龍寺の底力を早くも見せつけられたのだ。

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↑ 境内を進むと大方丈(ほうじょう)という建物がある。

そして、その建物の反対側まで歩いていくと…。

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↑ 眼前に広がる「曹源池庭園」

曹源池という、赤やオレンジ、黄色、緑の美しい紅葉と借景にした美しい池。
その灰色と青を混ぜたような色の池の中に色とりどりの錦鯉達が優雅に泳いでいる
という何とも贅沢な景色だった。

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↑場所を変えるとまた違った景色に見える。
石や石橋などの配置も絶妙だ。

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↑さらに場所を変えて、全体を見てみると、後ろにそびえたつ嵐山の紅葉とも調和する、格調高い曹源池庭園を鑑賞できる。

11月末で少し寒くて、長時間の鑑賞が難しかったゆえ、
貴殿が訪れる際は、少し集めのコートを着るなど、
防寒対策は十分にされたし。

また、ゆっくり、この曹源池庭園を鑑賞したいなら、
春・初秋あたりの過ごしやすい季節に来た方がよかろう。

美しい景色をずっと見ていたいと思ったが、
寒さが増してきたので、さらに先へと進むことにした。

しかし、この先で、ここまでの順調な冒険が嘘のような体験をするとは、
筆者は知る由もなかった。

~つづく~

【天龍寺 曹源池庭園編 全記録】
天龍寺 曹源池庭園編1 11月下旬が見頃!嵐山の紅葉と調和する庭園
天龍寺 曹源池庭園編2 庭の中の庭の怪

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