↑ 三十三間堂での冒険を終えて、次は、すぐ隣の法住寺へとやってきた。
なぜなら、通し矢と同じ12日に、この法住寺にて、無病息災を祈願する大根炊きが行われていると
知っていたからである。
大根の煮物好きには見逃せない行事だったのだ。
本当にちょっと歩いたところにあるので、すぐ到着。
↑ 無病息災大根炊きでにぎわう法住寺の門前
大根炊きのにおいが風邪で運ばれてきて、期待が高まってくる。
↑ 大なべでグツグツ煮えている大根炊き
アツアツで湯気やいい匂いがただよっていて、美味しそう。
↑ ついに、アツアツの大根炊き(700円)をGET!!
妙満寺の「大根だき」は500円だったので少し高いが、そのかわりに護摩木ももらえたので、お寺の行事に参加している実感がより強く持てた。
さて、まず、悩んだのが、護摩木である。
この木は何のためのもので、どうすればよいのか分からない。
もしかすると、この木は、禅寺で和尚さんが、
「喝っ!」という一言とともにバシッと叩くあの棒ではあるまいか。
そうすると、これから筆者は、和尚さんの所に行って、この棒でたたかれる必要があるのではないかと
妄想していた。
しかしその心配は杞憂に終わった。
なんと、先に大根だきを購入したおばあちゃんが、
近くの机で、この護摩木に、願い事と名前を書いているではないか。
「なるほど、これは願い事を書いて祈願するためのものだったのか。」
と深く納得して見よう見真似で下手な字で願い事を書いて、他の参拝者の護摩木が置かれている上に
そっとのそれを置いた。これでたぶん大丈夫だろう。
そして、待ちに待った大根炊きへ。
大根炊きは設営されている長椅子に座って、
境内の風流な様子を見ながら、ゆっくり食べることができた。
大根がいくつかとオアゲと出汁が入っていて、
先ほどまで大なべで煮込まれていたものなので、
あったかくて、体の中がホカホカになっていく。
味としては、オアゲはよく味がしみていたが、大根は少し味が薄く感じた。
妙満寺の「大根だき」は別格の美味しさがあったが、この大根だきも京風のあっさりした味付けで美味だった。
大根炊きを食べたあとは、
せっかくなので境内を冒険した。
↑ 境内の様子
中は撮影禁止だったが、後白河法皇像がこの日特別に公開されていたのを
見ることができた。
外にある、後白河法皇の墓は、
宮内庁の管轄であるため土日祝はお墓詣りできないが、平日は可能だそうだ。
↑ 緑が美しい庭
こじんまりとした親しみやすい庭だった。
【法住寺大根炊きのグルメポイント】72/100点
◆私的パワースポット値(筆者が現地に訪れて感じたパワーを数値化。最高100ポイント)
75/100ポイント
【公式ホームページ】
なし
【マップ】
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