侘家古暦堂(わびや これきどう) 祇園花見小路本店の濃厚な卵の風味が口いっぱいに広がる石焼親子丼セット(1470円)

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↑ 筆者はクローソンに立ち寄った後(土曜日の11:30分ごろ)、三条通りを歩いていき、あるところで左に曲がりました。
それは花見小路と呼ばれる料理店が多く立ち並ぶ歓楽街です。
この花見小路を200メートルくらい歩いていると、左手に行列ができているお店があり、店の前を見てみると、石焼親子丼という丼の写真が見えました。
本当は違う店で食事をする予定だったのですが、石焼親子丼がとてもおいしそうだったので思わずこの侘家古暦堂さんに来店しました。

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↑ 侘家古暦堂(わびや これきどう)さんの店内は1Fのカウンターだけで、全部で20席くらいしかありません。
今回は開店すぐだったためかすぐに席に座ることができました。
その後の方は、20分以上待つ必要があったのでラッキーでした。
ただ、それ以上行列が増える様子はなかったので、比較的入りやすいお店ではあります。

店の前の写真でおいしそーと思った石焼親子丼セット(1470円)を注文。

【セット内容】
・鶏がらスープ
・白菜の漬物
・石焼親子丼

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↑ 最初にあたたかい鶏がらスープをいただきました。
真っ白ですが濃厚な鶏がらスープでシンプルながら、ごくっと飲み干せました。
白菜の漬物は、シャキシャキとした漬物で、卵丼とよく合います。

15分くらいすると、メインの石焼親子丼が登場です。

とはいっても、石焼鍋の中は、鶏肉、ご飯が入っているだけです。
なぜなら、この後、店員さんが実際に親子丼を作ってくれるからです。

店員さんが説明しながら、アツアツの石焼鍋の中に生卵2個とだし汁を入れて
かき混ぜてくれます。

この卵は、愛知県尾張一の宮の新鮮な卵だそうです。

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↑ すると、あら不思議、卵がご飯に絡まって固まっていき、あっという間に親子丼ができました。
仕上げに、もうひとつ生卵を入れて完成した石焼親子丼を渡してもらいました。

まだアツアツで、最後の生卵がみるみる固まっていきます。
その状態でいただきはじめました。
すると口に入れるたびに卵と出汁のまろやかで濃厚な味が拡がり、その味がクセになり最後まで飽きずに食べきることができます。

さすが、愛知県尾張一の宮の新鮮な卵です。
質の高い卵を使うと、こうも味の奥深さが出るのかと感心しました。

石焼鍋はかなり厚くなっているので、時々混ぜないとおこげになります。
おこげが好きな人はそれでいいのですが、筆者はおこげは最小限にしたほうがこの濃厚な卵の味を味わいやすいと感じたので、
こげないようにせわしくこねくり回していました。

鶏肉も焼き鳥のたれのような味がしっかり染み込んでいます。
安い鶏肉のように口の中でモシャモシャせず、簡単に噛み切り味わうことができます。

親子丼にしては値段が張りますが、それを高いと思わせないだけ素材がこだわられていて、食べごたえのある親子丼。
また食べに来たいなと思うレベルの逸品でした。

【私的グルメポイント】80/100点

【公式ホームページ】
侘家古暦堂

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