- 2017-3-13
- 京都の和菓子・和風スイーツ(最中)
- ごじょうぎぼし最中, 幸福堂, 錦市場
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今回は、錦市場の左端近くにある幸福堂のごじょうぎぼし最中249円(税込)をゲットしました!
↑糀屋町通を進むと錦の文字のアーケードがあり、
左に見える店、健寿の京を左に曲がり、しばらく進むと右側に和菓子がショーケースに並んでる店が幸福堂です。
この幸福堂は創業明治元年の御菓子司ということで老舗の和菓子やさんですね。
お店は、錦市場の左端近くにある目立たない和菓子屋さんというたたずまいで、
正面には子どもでも見れるくらいの高さのガラスケースに鮮やかなお餅などの和菓子が並んでいて、
おばちゃんがそれを売っています。
今回はごじょうぎぼし最中を買うと決めていたのですが、
いざガラスケースのおいしそうなお餅達を目にすると
どれを選ぼうが迷ってしまいました。
そして、この、ごじょうぎぼし最中は実はとてもスゴイお菓子だったのです。
なんと、このごじょうぎぼし最中は、
第二十一回全国菓子大博覧会にて内閣総理大臣賞受賞した御菓子なんです。
雑誌にも掲載されているのを見たこともあります。
ごじょうぎぼし最中そんなすごい御菓子ですが、
お店が昔ながらの目立たない感じのお店な上に、
ガラスケースにはどの和菓子も同じように並べられているので、
これがそんなお菓子だとは気づきにくい。
実際、私はこれまでにこのお店で和菓子を買ったことがありますが、
そのときは、そんな名実ともに認められたお菓子があるとは知らなくて、
違うお餅を買って食べていました。
それくらい目立たないので、
他のお客さんもこのごじょうぎぼし最中を注文せず、
他のお餅を注文して食べてる人が多かったです。
さて話は変わって、
「ごじょうぎぼし最中」は箱にひらがなで書かれていますが、
どんな意味なんでしょうね?
疑問に思っていると、
ごじょうぎぼし最中の箱の中にカラーの説明書が入っていて
この名前の由来が書かれていてその意味が分かりました。
それによると、牛若丸と弁慶の逸話で知られている五条大橋の
欄干に飾られている擬宝珠(ぎぼし)をかたどって、
「ぎぼし最中」としたそうです。
ごじょうは五条のことだったのです。
つまり全部、漢字で書くと「五条擬宝珠最中」。
なるほど~、名前の謎が解けました。
そんな前置きはほどほどに、いざごじょうぎぼし最中を実食。
噂に聞いたお菓子ですので、
帰って家で食べるまでテンションが高まり続けていたので、
どんな味がするのか気になって仕方ない。。。
↑上から見るとあんこがぎっしりなのが見える
この、ごじょうぎぼし最中をひとかみすると、もなかの皮の香ばしさが口に、
つづいて、ほど良い甘さのあんこが口に拡がりました。
あんこはオーソドックスな味ですが、
最高級の丹波大納言小豆を使用していて、
小豆のつぶつぶがふっくらとしていて食感が良いです。
249円するだけあり、あんこはぎっしり入っているのですが、
甘すぎないあんこと厚めの皮のハーモニーがおいしく
ペロッと食べちゃえました。
奇をてらっていないオーソドックスなあんこ入り最中でしたね。
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【ごじょうぎぼう最中の原材料表示】
名称 :菓子
品名 :ごじょうぎぼし最中
原材料:砂糖 小豆 トレハロース 餅米 保存料(ソルビン酸)
賞味期限:(4日目の日付が記載されているので、おそらく4日間)
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【私的グルメポイント】72/100点
【公式ホームページ】
京都・京和菓子老舗 幸福堂
【マップ】
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