京まふで販売された「マンガ・ア二メと地域企業のコラボ商品」が生み出されるまでの道のり

2014年の京まふのコラボ商品がどのように生み出されるのか興味津々だったので、
昨日、去年の京まふのコラボ商品ができるまでをレくシャーされるという、
京都クロスメディア・クリエイティブセンター主催の、
第3回「マンガ・アニメ等活用商品化セミナー」に参加してきました。

セミナーで登壇されていたのは、「進撃の巨人」の出版社である「講談社」の方、
そのマンガのアニメ制作会社をグループに擁する株式会社 プロダクション・アイジーの方、
去年アニメ「進撃の巨人」との提携商品を実際に商品化された
京都の酒造会社「白糸酒造」の方の3人による対談形式のセミナーでした。

個人的には、講談社さんは今回の「進撃の巨人」のコミックスをはじめマンガ・小説などで親しみのある企業で
プロダクション・アイジーさんはアニメ「攻殻機動隊」などのアニメでおなじみで、
白糸酒造さんはおしゃれまくろすでもコラボ商品を販売されていたのを知っていたので、3事業者とも商品は知っていた、あるいは購入していました。
でも、どういう方がこのような商品を作っていらっしゃるのか、今回のセミナーで初めて知ることになりました。

3方とも、気さくな方で、情熱的にこのマンガ・アニメにまつわる商品開発に
携わっていらっしゃるというのを感じました。

セミナーの目的は、マンガやアニメ作品の関連商品の商品化を促進することだったので、
著作権についての説明から始まり、
権利者側がどういう商品を作っていきたいか、
白糸酒造さんが実際に商品化された商品を例にした商品化までの説明などが
3方が必要に応じて離されるという形式で進みました。

日々、目にしているマンガやアニメとその関連商品が
どのように生み出されるのか
普段知ることができないその裏側が垣間見える、
マンガやアニメのファンとしても大変面白いセミナーでした。

権利者としては、地域企業とはビジネスとしての側面は少なく、
それが地域の新聞に取り上げられて話題になる、
作品が盛り上がることが目標で、
これはダメあれはダメと却下されるということはないというお話でした。
地域関連商品によって作品が盛り上がることが重要だそうです。

このようなマンガ・アニメの関連商品はとても敷居が高いように感じて、
有名企業しかコラボ出来ないような先入観がありましたが、
この地域関連商品の敷居はそれほど高くないように感じました。

白糸酒造の担当の方は、マンガやアニメに大変造詣が深い方で、
その作品に対する「愛」が良いコラボ商品を作るために大事だと話されていました。

その他にも、ここでしか聞けないような話が盛りだくさんで
あっという間の2時間でした。

このセミナーを契機に、
今日まふの京都オリジナル商品の開発が本格的にスタートするということので、
2014年の京まふでどのような商品が販売されるのか今から楽しみです。

【関連ホームページ】
京都クロスメディア・クリエイティブセンター(セミナー主催)

白糸酒造株式会社(天橋立名物 進撃の巨人 ちりめん餅などコラボ商品を多数販売)

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