平安神宮編4 「神苑」で突如あらわれる、謎の電車に絶句

平安神宮の神苑で美しい自然に癒されていた筆者。
しかし、その平穏は、長くは続かなかったのである。

神苑の庭を進んで行った先に・・・。

その先に、突如、場違いな物体が現れたのだ。

↑それは、神社の庭園には不似合いな、緑と白の古ぼけた一両の電車であった。

見事に自然と調和した神社の庭を歩いていた矢先に、
突然現れたこの電車を見て、戦慄を覚えたのは、
貴殿にも十分ご理解いただけるだろう。

神社の中に、誰が、いったいなぜ、この電車を配置したのか・・・。

考えれば考えるほど、謎は深まるばかりだ。

貴殿も、もし、この神苑への突入を考えているのなら、
この電車のある異空間に進む前に、
十二分に心の準備をしておくことをオススメする。

筆者は、この違和感から逃れ、元の静けさの庭園に戻りたいばかりに、
足早にこの電車の前を通り過ぎるのだった。

その甲斐あってか、
美しい木々や季節の花がつつましく咲くエリアへと進むことができた。

↑そして、白いコスモスの蜜を吸うオレンジ色の蝶を見つけた頃には、
　すっかり心の平安を取り戻し始めていた。
　
そう、「あれ」を見つけるまでは・・・。

～つづく～

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