京うどん 生蕎麦 岡北編 「天とじ丼」と「甘きつねうどん」

筆者は、平安神宮での冒険を終え、お腹を空かしていたため、
徒歩圏内にある料理屋を探していたのである。

すると、
平安神宮から、徒歩5分程度のところに、「岡北」と「山元麺蔵」という2つの和食屋があり、
両方とも行列ができているを発見。

片方の行列は、常軌を逸しており、軽く100人程度は並んでいた。
それが、山元麺蔵で、京都では名高いうどん店で、
食べログでの評価も4点越えとすこぶる高い。

だが、筆者は、その店の店員さんが、
行列に並んでいるお客さんに

「1時間半くらいかかります。」
と言っていたのを小耳にはさみ、
私は即、行列が少ない「岡北」に並んだのである。

平安神宮での激しい冒険の後、1時間以上並ぶ気力はもはやなかった。

だが、今回選んだ「岡北」にも創業70周年の名店であるがゆえ、行列ができていて、
軽く40分ほど待つ必要があった。

その長い待ち時間の間、生命維持の危険を感じたことは、
貴殿にも察していただけるだろう。

ただ、行列に並んでから店を出るまで、
ホテル並みの非常に丁寧な接客だったので、
落ち着いて待つことができた。

そして、念願の店内へ。

平安神宮での消耗により、筆者は、
早急な体力回復の必要性を感じ、

●天とじ丼
●甘きつねうどん
の2品を頼んだ。

しばらくすると、天とじ丼が運ばれてきた。

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↑●天とじ丼 1200円
こちらは、あつあつでふわふわの卵がエビ天にかかっていて、
その卵に出汁(だし)がしっかり染み込んでいて、
一口二口食べただけでも、良い食材が使われていることが分かる。

この卵のフワフワの卵感は、家で作ろうとしても出せない種類のフワフワで、やみつきになり、
ご飯がいくらでも食べれるくらいおいしい。

エビ天もカラッと揚がっており、
卵とか絡めた味がすばらしい。
また、エビのしっぽが香ばしい。

それを食べている間に、甘きつねうどんも登場である。

DSCF0496
↑●甘きつねうどん 800円

甘いオアゲ2枚が入っている。
揚げも甘く、出汁も甘いので、甘い味ばかりが拡がる。

そして、出汁に山椒が効きすぎていて、
甘味と山椒の味ばかりが目立ち、
良い素材を使っているはずの、出汁の味が分かりにくく、
もったいない気がした。

ただ、天とじ丼は、素晴らしく、
また、食べたいと思わせる逸品であり、
満足して、平安神宮での激闘を締めくくることができたのである。

貴殿がもし、この岡北を訪れるなら、行列が最も長くなる「休日」の「正午あたり」は
避けたほうが好かろう。
その時間帯を避けることで、
並ぶ時間は最小限に抑えられるからだ。

【食した料理】天とじ丼1200円
【私的グルメポイント】83/100点

【食した料理】甘きつねうどん800円
【私的グルメポイント】61点/100点

【公式サイト】
京うどん 生蕎麦 岡北

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