貴船神社編4 ビビりながら「結社」そして、「奥宮」へ。

貴船神社の「本宮」を出て、さらに山沿いの道を歩いていくと、
「結社」の鳥居が見えてきた。

このあたりは料理店や旅館などがあり、
観光地としての風情をかもしだしていた。

山の中なので、空気がおいしい。
胃の中にスーと何の抵抗もなく入っていくようなきれいな空気だ。

その鳥居をくぐって「結社」でもお参りをした。
ここでも10人くらいの参拝客が行列を作っていた。
「本宮」よりもさらに厳かな感じがした。

その「結社」を出て、さらに山沿いの道を歩いていくと、
「奥宮」へと到着した。

樹齢何百年という木々が周りにたくさん生えいていて、
荘厳な雰囲気がした。

本宮→結社→奥宮と奥に行くほど「神様存在感」が
高まってきて、この奥宮はその感覚が最も高かった。

実は、この貴船神社の奥宮は、丑の刻参りで有名で、
出発する前から少し怖い貴船神社に行くべきか、無難に八坂神社に行くべきか
かなり悩んでいた経緯がある。

最終的には、貴船神社に行くことにして、
本宮→結社と進んでいたのだが、
その時も、最終目的地の「奥宮」までいくかどうか
迷っていた。

しかし、本宮→結社は思ったよりも良い感じがする神社で参拝客も多く、
奥宮へとつづく道も参拝する人が何人かいて、
まったくの無人で真っ暗という行く前のイメージとは違っていたので、
おそるおそる行ってみることにしたのである。

結社から奥宮へとつづく道には、
なんと樹齢1000年の相生の大杉という大きな木があった。
根っこから2つの木が生えてきていてそれが1000年も生きているというのだからすごい。
この木の裏に回ってもっと近くで見るとさらに大きく見えて驚いた。

このような大きくて何百年も生きているような木がそこらじゅうに生えているのが、
神聖な感じがする大きな原因だと思う。

さて、その結社と奥宮でも写真や動画を撮ったのだが、
このあたりは、かなり神聖な感じがしてきていて、
これを公開していいものかと思ったので、家に帰ってから、結社や奥宮で撮影したものは全部削除した。
なので、この記事にも写真・動画を掲載できない。

ただ、この奥宮は丑の刻参りと聞いてイメージする、
おどろおどろしくて恐ろしい感じとは全く違っていた。

周りに樹齢何百年という木が生えていて、空気が澄みきっていて、
神聖で厳しい感じがする神社だった。

奥宮のすぐそばに専用駐車場があり、参拝客を拒んでいる風でもなく、
本宮からも歩いてすぐなので、本宮、結社、奥宮と参拝に来る方も
少なくなかった。

また奥宮の境内は木が密集しているわけではないので、周囲の見通しも良く、
本宮、結社よりも広いので、解放感すら感じるくらいの良い神社だったのである。

早速、本殿で参拝を終えて、その場を見て回った。

丑の刻参りのくぎなども筆者が見た限りでは見つからなかった。

最初ここに来る時は、かなりビビッていたが、
現地はすがすがしい雰囲気で、
やはり、実際来てみないと本当のところは分からないものだと実感した。

この神聖で厳かな、何とも言えない感じは他の場所では体験できないので、
勇気を振り絞ってやってきた甲斐があったなと思い、
その場を後にしたのである。

【貴船神社編 全記録】
貴船神社編1 午年(うまどし)だから絵馬発祥の地で初詣してみた
貴船神社編2 樹齢600年の巨大な「欅(けやき)」のご神木に息をのむ
貴船神社編3 あら不思議っ! ご神水に浮かべると運勢が出てくる「水占みくじ」
貴船神社編4 ビビりながら「結社」そして、「奥宮」へ。

【公式ホームページ】
貴布禰総本宮 貴船神社

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  1. はじめまして。

    京都ThugLIFEを運営しておりますフッチャンと申します。
    当方のブログにもリンク張らせて頂きました。

  2. フッチャンさま、
    わざわざ訪問とご連絡ありがとうございます。

    お忙しい中、快く相互リンクを
    引き受けていただき、
    誠にありがとうございます。
    大変うれしいです!

    また、
    訪問させていただきます。
    今後ともよろしくお願いいたします。

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