北野天満宮 終い天神編7 おばちゃんに触られまくる牛さん

社殿でのお参りを終えたあと、この北野天満宮の名物の
牛たちを見て回った。

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↑ まず、桜門を入ってすぐにある、手を清めるための手水舎(ちょうずや)では牛が迎えてくれる。

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↑その近くの一番大きな牛さん。目が赤いのが少しこわかったりする。

この後、奥の方にある2つの牛さんを見に行ったのだが、
その牛さん達は大変なことになっていた。
その牛さんをおばちゃんが触りまくっていたのである。


↑おばちゃんに触られまくる牛さん

昔からこの天神さんでは、
筆者が子供の頃から「この牛の頭を触った後、自分の頭を触るとかしこくなる。」と言われていたが、
それも今も変わらないようだ。
たくさんの人が群がりこの牛さん達をさわっていた。

しかし、この時、この牛さんを触っていた人々の種類は時代とともに変わってしまったようだ。

この時、牛さんを触っていたのは、
勉学に勤しむ学生でもなく、
口髭が立派な大学教授でもなく、
能力・スキルアップに余念がないビジネスマンでもなく、

おばちゃんたちだったのである。

おばちゃんたちが必死になって、牛と自分の頭を交互に触っていたのだ。

さらに、おばちゃんたちは、頭だけでなく、
牛さんの肩と自分の肩をさわって肩こり解消を試みたり、
牛さんの腰と自分の腰をさわって腰痛の解消を試みるなど、
体の各部位を痛みを根こそぎ解消しようとしていたのだ。

筆者は、その活発なおばちゃんの手の動きに
牛さんの頭をかろうじて触るのがやっとだった。

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↑さらに、反対側の牛さんも、おばちゃんたちに触られまくっていた。
牛さんたちは、このようにたくさんの人に触られまくったことが、やすりがけと同じような効果となり、
全身ツルツルになっている。

その後も、さらに、牛さんを触り続けるおばちゃんたち。
筆者は、その様子にたじろぎつつ、
この北野天満宮での冒険を終えたのである。

北野天満宮 終い天神編 - 完 –

【北野天満宮 終い天神編編 全記録】
北野天満宮 終い天神編1 「天神さん」をゆっくり見て回れるテクニックを発見
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北野天満宮 終い天神編7 おばちゃんに触られまくる牛さん

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