Archives

八坂の塔(法観寺)編5 境内にある茶室などの建造物を見て回った

八坂の塔内への冒険の後は、塔の周りの建造物を見て回ることにした。


↑ まずは八坂の塔の入口から近い、茶室へと進んだ。

玄関を見ると、誰もいる気配がなく、中に入れないようだったので、
庭へ進んで行った。

灯篭などがある質素だが落ち着きのある庭を進むと、茶室があった。
ここも入ることができないようだったが、開けっ放しの窓から中の様子を見ることはできた。

茶室の正面からは、目の前で壮大な八坂の塔と落ち着きのある美しい庭が見れて、
聖徳大師がこの茶室でとてもおいしくお茶を飲んでいる様子をありありと想像することができたのである。

この茶室を拝観した後は、境内の他の建物も見て回った。
木曾義仲の首塚と伝わっている石塔の他に、太子堂、薬師堂というよく似た2つの建物が
隣同士で建てられていた。

この八坂の塔の境内には、
あまり広くなく、これだけの建物しかなかったが、
八坂の塔は内部には入れるだけでなく、2層目まで登ることができるという
他ではできない体験ができるので、入ってみて
拝観料以上の価値を感じることができ、また来たいと思わせる
楽しさがあった。

次に来る機会には、この八坂の塔内で繰り広げられたバイオハザード世界は、
さらなる厳しさを増すかもしれない。

しかし、筆者は、それでもなお、
また、この八坂の塔に挑戦してみたいと強く思ったのであった。

貴殿もこの八坂神社の近くに来た時は、
外から写真を撮影するだけでなく、
拝観料を払って、八坂の塔を登ってみるといい。

貴殿も筆者が体験したバイオハザード世界と
その後の静寂の世界を体験できるだろう。

八坂の塔(法観寺)編 - 完 –

【八坂の塔(法観寺)編 全記録】
八坂の塔(法観寺)編1 建仁寺の周りをさまよっていると巨大な塔を発見
八坂の塔(法観寺)編2 聖徳太子が建てた歴史的建造物に到着
八坂の塔(法観寺)編3 恐怖到来!八坂の塔はバイオバザード塔と化した
八坂の塔(法観寺)編4 五智如来像様の穏やかな表情を見て安堵
八坂の塔(法観寺)編5 境内にある茶室などの建造物を見て回った

八坂の塔(法観寺)編4 五智如来像様の穏やかな表情を見て安堵

八坂の塔(法観寺)のバイオハザード世界から脱出することができて、
一呼吸した後、もう一度、この塔の初層に入ってみた。


↑ 先ほど入ったときには、緊張のあまり2体の仏様にしか気づくことができなかったが、
初層内には、五智如来像という仏様が中央の柱を守るようにして、
4体もの仏様がいらっしゃったのである。

どの仏様も穏やかなお顔をされているのを見ると、ほっとして、
あらためてバイオハザード世界から脱出でき、
静寂の世界に戻れたことを感じることができた。

その後、八坂の塔から出て、境内の冒険に移ったのである。

~つづく~

【八坂の塔(法観寺)編 全記録】
八坂の塔(法観寺)編1 建仁寺の周りをさまよっていると巨大な塔を発見
八坂の塔(法観寺)編2 聖徳太子が建てた歴史的建造物に到着
八坂の塔(法観寺)編3 恐怖到来!八坂の塔はバイオバザード塔と化した
八坂の塔(法観寺)編4 五智如来像様の穏やかな表情を見て安堵
八坂の塔(法観寺)編5 境内にある茶室などの建造物を見て回った

八坂の塔(法観寺)編3 恐怖到来!八坂の塔はバイオバザード塔と化した

八坂の塔(法観寺)の境内へ、ワクワクした冒険心とともに、入っていき、塔の前に来てみた。
すると、なんと、この八坂の塔は、塔周辺を見ることができるだけでなく、
内部へと入り、2層目まで上がれるということが判明した。

嬉しい誤算である。

なぜなら、このような五重塔には、他にもあるが、
中に入れて、しかも上の階へと登れる塔というのは、
なかったからだ。

筆者は、早速、喜び勇んで内部へと入っていったのである。


↑しかし、その内部は、恐怖に満ちた世界だったのである。

年季の入った塔に、入った途端に薄暗くなり、
人がやっとすれ違えるくらいの狭い通路になっていた。

これは、どこかで見覚えがある気がする・・・

そして壁には、意味深な絵画があり、
その先には、上へと昇るためのハシゴがあった。

このハシゴを見た時、筆者は戦慄を覚えた。

古い木でつくられた背が高く、急こう配のハシゴ。

そう、これは、まさしく、バイオハザードで見たハシゴそのものに見えたのだ!
ハシゴの先はさらに暗く、いつ、ゾンビが出てきてもおかしくはない。

バイオハザード世界が現実になったこの瞬間、
筆者はブルブルと足が震えが止まらなくなった。

しかし、ここであきらめてはならぬ。
あとにつづく者達のためにも、この先に何があるか、
調べることをやめてはならぬ。

筆者は、やっとの思いで、ハシゴを登り始めた。
一段昇るたびに、「ギシギシ」となる、
バイオハザード世界で疑似体験したハシゴが
今は、現実そのものとなっている。

その恐怖と戦いながら、
上へ上へと、一段ずつ確実に昇って行った。

ハシゴを登り切ったその瞬間は、絶対に気を抜いてはならぬ。
バイオハザード世界では、登り切って安心した瞬間に
ゾンビが襲ってくることが多いからだ。

だからこそ、ハシゴを登り切ったその瞬間は特に警戒を怠らなかった。
その甲斐あってか、ゾンビと遭遇せず、塔の一層目へと到達できた。

一層目は一番下よりもさらに狭く、天井も低いので、さらなる注意が必要だった。
明かりもなくとても暗い。どこを歩いているのかもわからないくらいである。

この恐怖の一層目には、長居するのは得策ではない。
そう思い二層目へと続くハシゴへと来たのだが、
ハシゴの上に見える、二層目は、
何者かが巣食っているようなただならぬ気配がしていたので
昇るのにはさらに勇気を必要とした。

しかし、ここまで来て、引き返すわけにはいかない。
筆者は決心を新たにし、二層目へと続くハシゴを登り始めた。

「ギシ、ギシ、ギシ、ガタ、ガタ、ギシ」

ハシゴを踏みしめるたび、相変わらず恐ろしい音がする。

昇るたびに軋む、ハシゴの恐怖におののきながら、
なんとか2層目へと到達することができた。

ふと見ると、どこからか光が漏れていて、
一層目よりも明るい。

光のもとへ歩いていくと、窓が見つかった。

外が見渡せそうだ。
しかし、この窓にも十分な注意が必要なのだ。
なぜなら、窓をけ破って、ゾンビやゾンビ犬たちが
いつ襲ってくるか分かったものではないからだ。

バイオハザード世界では、犬にかまれるだけで、生命の危険となる。

警戒とともに、この窓の外を見た。

すると、塔周辺の京都ならではの町並みやそこを歩く人々を拝むことができて
意外にも一安心できたのだった。

しかし、今やあの人々もT-ウィルスに侵され、
ゾンビとなっているかもしれぬと思うと、
暗澹たる気持ちにならざるを得なかったのである。

窓から目を離し、歩いていくと、
他には何もなく、幸いにもゾンビに遭遇することもなく、
1層目と降りるハシゴだけが見つかった。

これまで、ゾンビやゾンビ犬は、出てこないので、
少しは安心していいのかもしれない。

しかし、蜂のような小さい脅威がいつ現われるか分からぬ。
蜂に刺されただけで致命傷となる、バイオハザード世界では、
あらゆる想像をめぐらし、襲いくる恐怖に対峙しなければならない。

また、昇りでは、遭遇しなかったゾンビに、
降りてから遭遇する、そのような不意打ちがあるのが、
不条理なバイオハザード世界である。

一瞬たりとも注意が抜かずに、
一層目へと、そしてさらに下の地上へと降りて行った。

そして、明るい光が満ち溢れている、
入口から外へと出たのである。

最後までゾンビとは遭遇せずに
今日も生き延びることができたのは、
不幸中の幸いである。

また、塔周辺を行き来する人々も、
今のところT-ウィルスに侵されてないようなので、
一安心である。

恐怖と隣り合わせの
バイオハザード塔だった。

しかし、だからこそ、
かけがえのない体験と厳しい冒険の経験値を得ることができ、
そのような体験ができた八坂の塔に
感謝してその場を後にしたのである。

~つづく~

【八坂の塔(法観寺)編 全記録】
八坂の塔(法観寺)編1 建仁寺の周りをさまよっていると巨大な塔を発見
八坂の塔(法観寺)編2 聖徳太子が建てた歴史的建造物に到着
八坂の塔(法観寺)編3 恐怖到来!八坂の塔はバイオバザード塔と化した
八坂の塔(法観寺)編4 五智如来像様の穏やかな表情を見て安堵
八坂の塔(法観寺)編5 境内にある茶室などの建造物を見て回った

【公式ホームページ】
なし